イースト菌を使ったパン焼きと比べ、天然酵母パンは、焼くタイミングに融通がききます。生地の発酵の段階を見極めることは最初わかりにくいかもしれませんが、それができるようになれば、(もしすぐに焼きたくない場合のみ)生地を冷蔵庫に入れてしまえば(発酵のプロセスを遅らせることができるので)、次の日や、なんと、2-3日後に焼いても大丈夫!
この前までの段階については、下記を参照してください。
オーブンを予熱して、いよいよパンを焼いていきます!
材料
作り方
- 高温なので、火傷しないように気をつけながら、予熱されたオーブンから鍋つかみで、熱くなった容器をオーブンから取り出し、ふたがある場合はふたを開けます。
ポイント :予熱は、長すぎるかなと思うぐらいの方がちょうどいいです。オーブンの温度が低いと、パンの皮の部分が厚く、 硬いパンになりがち。耐熱容器のふたを開けたときに、前回パンを焼いたときの残りの小麦粉が黒焦げになっているぐらいで完璧です。 - 容器の中に生地をそーっと入れます。このとき、生地の閉じ口が下になるように入れます。
- 余分な打ち粉を木のスプーンなどで端によけ、真ん中にハサミや切れるナイフの刃で浅い(5ミリほど)の切り込みを入れ、 パンが膨らみやすいようにします。耐熱容器にフタがある場合は、フタを閉め、オーブンに戻します。
- 最高温度のまま、25 分間焼きます(250 ‐ 290°Cぐらいが理想です)。
- 25 分たったら、温度を 30°Cほど下げ(例えば、250℃で焼き始めたら、220 °Cに下げ)、さらに 10 分間焼きます。
- 10 分たったら、フタがある容器の場合は、フタをとり、同じ温度のまま 、さらに25-30 分ほど、パンが黄金色になるまで焼き続けます。
- 完成!焼きあがったら、すぐに、パンを容器から木のまな板の上などに移し、荒熱をとります。
ポイント:焼けたパンから音がするか耳をかたむけてみてください。中からパチパチという音がしたら、大成功! 焼きあがった後も、しばらくは、パンの中で焼きが進行します。すぐカットして食べたいのを我慢して、1時間ほどは休ませてから食べましょう。
うまくいかなかったときのヒント...
・パンが平らでふくらまない:
ー酵母は新鮮ですか?(「①天然酵母の作り方」参照)
ー発酵時間が短すぎ、または長すぎませんか?生地をさわってみて、まだ腰があるようだったら、発酵が短すぎ、 腰がなくて液体に近い状態だったら、発酵が長すぎです。
ほかに質問があれば、コメント欄からお問い合わせください!
2 コメント
万里ちゃん最高❣️
このパンやってみるね。うちは1週間にパンを6斤以上消費するので、毎回サワードウを買っていますが、高いし、美味しくないのもあるし、これは絶対やってみる価値あり❣️ ありがとう🥰
ちなみにブログってウェブサイトなの?万里ちゃん作ったの❓
凄いね〜🥰 なんか嬉しい😊万里ちゃんの活動が見れて!インターネットって凄い!(今更か🤣‼️)
まおちゃん、コメントありがとう!そうなのよ、私もオーブンが壊れちゃったときとかたまーにパン買うんだけど、オーガニックのは高いし、天然酵母だとなおお高いのよね。自分で作れば、オーガニックの小麦粉をbulkできさえすれば、1斤1ドルちょっとでできるから、超お得です。
ウェブサイトは自分で作ったよ。ずっと昔にウェブ作りの仕事をしてたから、こういう細かいことするのは好きみたい。まおちゃん、いつもありがとー!!