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タンポポの花でできる、自然発酵ソーダの作り方

by Mariko Benson

タンポポは、私のお気に入りの野草のひとつ。どこにでもありながら、あまり感謝されず、でもひっそりとたくましく生きるタンポポ。

雑草呼ばわりされてしまうタンポポですが、実は上から下まで食べられる、ホールフード(Whole Foods)の代表格ともいえるのでは?サラダ菜として葉っぱを食べるのはもちろん、根っこの食用はデトックスにいいと言われ、タンポポコーヒーとして売られたりもしています。

今回は、毎春恒例、うちの子ども達も大好きな、タンポポの花自然発酵ソーダの作り方を紹介します!

タンポポの花でできる、自然発酵ソーダの作り方

タンポポは、私のお気に入りの野草のひとつ。どこにでもありながら、あまり感謝されず、でもひっそりとたくましく生きるタンポポ。 雑草呼ばわりされてしまうタンポポですが、実は上から下まで食べられる、ホールフード(Whole Foods)の代表格ともいえるのでは?サラダ菜として葉っぱを食べるのはもちろん、根っこの食用はデトックスにいいと言われ、タンポポコーヒーとして売られたりもしています。 今回は、毎春恒例、うちの子ども達も大好きな、タンポポの花自然発酵ソーダの作り方を紹介します! つくる タンポポ, 自然発酵, ソーダ, 炭酸 European 印刷する
Nutrition facts: 200 calories 20 grams fat

材料

  1. タンポポの花 2~4カップぐらい
  2. 砂糖 3/4カップ(有機のキビ砂糖など、自然のものが好ましい)
  3. レモン 3個(レモンがない場合は、市販の有機レモン果汁、少量でも)
  4. 水4カップ(塩素などを含んでいない、浄水された水)

作り方

  1. タンポポの花を摘みます。農薬散布がなく、ペットなどに踏まれていない、清潔なものを選びます。

  2. 花をザルに入れて、流水で洗います。

  3. 大き目のビンなどの容器(プラスチックではなく、ガラスやステンレスなどが好ましい)に洗った花を入れ、上から4カップ分の熱湯を注ぎ、蓋をして蒸し、一晩置いておきます。

  4. 次の日の朝、ザルの下に大き目の鍋を置き、一晩つけておいたタンポポ水から花を漉し、液体のみを鍋に入れ、花は始末します(うちの場合は、ニワトリにあげます)。

  5. (花なしの)タンポポ水を中火にかけ、沸騰直前まで温めます。

  6. 5に、3/4カップの砂糖をいれ、砂糖が溶けるまで、温めつつ、かき混ぜます。砂糖がすべて溶けたら、火を止め、レモン汁を加えます。

  7. 室温で冷まします。

  8. 冷めたら、液体をビンなどの容器に入れ、フタをせずに、虫などが入らないように、通気性のある布をかけて輪ゴムでとめます。

  9. 室温で1週間ほど待ちます。気温が温かいほど、発酵が早く進みます。初日のみ、何度か、2日目からは、一日一回かき回してください。うちの場合は、部屋が寒かったので、オーブンの中に入れ、オーブンを温めずにランプのみをつけ、電球の暖かさで温かい環境を作り、放置しました。

  10. 1週間ほどたつと、混ぜたときに白い泡ができ、炭酸になってきているのがわかります。そうしたら、フタつきの容器(ビンやボトルなど)に入れ替えます。私の場合は、ふた付きのガラスボトルを使いましたが、ない場合は、ペットボトルや、ガラスで販売している飲み物の容器のリサイクル品などで代用できます。

  11. 1日に一度は、ビンのふたを開け、発酵の過程で発生した二酸化炭素を逃がしてあげます(ビンを割らないようにするため)。フタを開けたときに、プッシューという音がしたら、タンポポソーダは完成。あとは冷蔵庫に入れて保存し、冷やしてお飲みください。

    ※冷やさずに飲むと、発酵が進み続け、ビンを開けたとき、天井に吹き上げる噴水のような量の炭酸ができてしまうので、炭酸が充分になった時点で、冷蔵庫保存してください。

    ※室温で保存する場合には、必ず1日一回はボトルを開け、天然発酵によって発生した二酸化炭素ガスを逃がさないと、容器の破損につながることがあるのでご注意ください!

    (お好みで)ボトル詰めするときに、ショウガやミントなどのハーブを入れてもおいしいです。

 

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